ニュース

News

第24回 建築環境デザインコンペティション「地球に生きる」 佳作賞受賞

Half-Earthed Elementary School (廃校問題に対する一提案)   提案書はこちらから

グリーンビル研究会

当社は空間緑化に多くの実績を持つ株式会社グリーン・ワイズとともに、「グリーンビル研究会」を立ち上げている。生活の器である建築と、そこに潤いをもたらす緑。この2つの要素を1つの空間に融合させつつ、その空間と結びついたライフスタイルを提案する。それが研究会の活動テーマである。

「地球に生きる」への挑戦

今年で24回目を数える建築環境デザインコンペティションは、毎回その時代に応じてバラエティに富んだ課題が設定されてきた。今回の「地球に生きる」は過去に例のない概念的で難解な課題だったが、極めて今日的でもあり、研究会で議論してきた問題意識やアイデアを具現化するにはうってつけだった。

社会の役に立ってこそ

我々がこだわったのは、単なる空想ではなく、有効な事業モデルを提案すること。そのためには的確に社会のニーズを捉え、それに対して実行可能なソリューション策を与える必要がある。地球という壮大な世界を対象としつつも、そこへとつながる入口は誰もが実感できる身近なものであるべきと考えた。

廃校問題の幸せな解決

着目したのは、毎年200〜300件も発生している小学校廃校の問題。廃校活用の試みは全国で数多くあるが、内容がやや画一的となっている現状には手詰まり感もみられる。我々の提案は廃校そのものを回避(小学校を存続)させるもので、校舎を半分だけ地球に還し、多世代が相乗りする「学び舎」として再生する。「学び舎」は建築や緑の循環によって形成される。循環は様々な場面で地域の人(もしくは動物)を巻き込み、この過程がそのまま学びのプログラムになる。

より実践的な事業モデルへ

今後「グリーンビル研究会」では、この提案をベースに具体化の手法や課題を検証し、より実践的な事業モデルとして深化させていく。地域と学校との相互補完による、おおらかでありながら刺激に満ちた学びの場。これが廃校問題に対する有力な選択肢の一つになることを目指している。

提案チーム代表 大阪事務所 都市デザイン部 杉野卓史


参考: 東京ガス主催 第24回 建築環境デザインコンペティション「地球に生きる」

Copyright (c) 1998-2017 Yasui Architects & Engineers, Inc.

PAGE TOP