|
 |
● 歴史に学び、地域に学ぶ
われわれは、80年以上にわたり、設計活動をおこなってきました。そのあいだ、受け継がれてきた知恵とは、つねに先人の志に学ぶということでした。
建築は、立つべき場所の歴史、地域の風土、自然をわれわれは読み解いて設計を進めています。そこには先達たちのさまざまな思いが投影されていると捉えているからです。
けれど、その姿勢を伝統的とか、保守的と捉えてほしくはないのです。われわれは丹念に学ぶことから始めて、現代の切り口によって誤りのない判断をしようとしているのです。 |
 |
● 我々の都市のこれからを考える
われわれは阪神・淡路大震災のあと、すこしずつ建築が再建されはじめたときの感動を思い起こすことができます。
そこには建築があるということが、どれほどひとびとのこころを安らかにし、元気づけるものであることか。あたたかく、わかりやすく、安全なまちであること。これからのまちづくりもその視点に立つべきだと、考えます。
現実の都市と建築に何が足りないか、そしてどうあるべきかを、われわれはつねに見つめています。 |
 |
● 技術のあるべき姿を追求する
われわれは、その時代の最新・最高の技術を採用しようという姿勢を持っています。当然ながら、ひとつひとつのプロジェクトに、どのようにすれば正しく適用できるかを考えています。
決して一過性でなく、長く使われ愛される質の高いデザインと技術、メンテナンスや経済性、効率の良さといった技術にとって最低の条件だけでなく、その技術の将来についても掘り下げて考えながら提案をおこないます。 |
 |
● デザインとは、視覚化された知性である (フランク・ピックが語った言葉)
われわれは、いろいろな視点から分析と判断をおこないながら設計をすすめています。このプロセスの結果が明快な主張を持った計画となって実現します。
もちろんそれは美しいデザインと、ディティールによって支えられていなければならないと考えます。すぐれたデザインには、すぐれた知性が宿るものだと確信するからです。 |
 |
● ベストの解決とは、建築主にとってベストの解決であること
われわれは建築主との対話をくりかえします。計画内容、予算、悩みごと。
いま、われわれが期待されていることが何なのかだけでなく、そうした対話から導きだされた設計提案とは、誰よりも建築主にとってベストの提案であるはずだ。われわれはそう確信しています。 |
 |