いろいろな用途の
プロジェクトを担当できる

藤田 幹人
設計部 BIM D2S 2013年入社
理工学研究科建築学専攻

藤田 幹人01

人が集まる魅力的な場所をつくりたい

建築・設計という分野を志望した動機を教えてください

生まれ育った静岡県浜松市はいわゆる郊外都市特有の均質な風景が広がっていて、空家や空き店舗も多いまちでした。私自身、まちのなかにもっと賑やかで、人が集まる魅力的な空間や風景があってほしいという思いがあり、空間をつくる行為への関心から、大学では建築計画・設計研究室に在籍し、場所性に富んだ建築や敷地の特徴の読み取りについて研究していました。
それぞれの敷地に、まだ人々が気づいていない魅力や可能性を見出し、それを設計の要素として引き出していくのですが、単なる物理的な特徴だけでなく、社会的な背景も場所性のひとつと考えています。
例えば浜松市にある高度成長期の団地と移民の方の関係をテーマにした設計をしたことがあります。外部空間で過ごす時間が多いという文化を汲み取り、建築と外部空間が一体的になったものを提案しました。私自身、社会背景や時代性への関心が強くあるので、それと場所性を踏まえた建築をつくりたいと考えています。

入社のきっかけは?

大学の設計課題と、中規模組織設計事務所が設計している建築の規模に近さを感じ、自分が大学時代にやっていた設計活動の延長に、会社を位置づけたいと思い、当社を候補に選びました。これから新築が建たない時代になるといわれていたので、新築をしっかりと経験したいと思ったのも当社を選択した理由のひとつです。


藤田 幹人02

地域の魅力を引き出す建築を設計したい

入社当初はどんな仕事をしましたか?

群馬県の小学校を、実施設計から担当しました。建築主がいて設計料が発生する、その責任のなかでは当然、制約も出てきますが、だからといって、そういう環境のなかでもおもしろいことができないかと言われれば、そんなことはないと思います。
入社してすぐにできることは限られているし、基本設計で骨格はほぼ決まっていましたが、自由にやってみればいい、と任せてくれる上司だったので、トイレやサインなど、自分なりに捉え直して設計しました。学校のある地域は林業の盛んな土地だったので、木の使い方を工夫することで、土地の魅力を表現しました。

最近の仕事について教えてください

東京事務所は部門制を取っていないので、工場、オフィス、宗教施設、博物館、図書館など、いろいろな用途のプロジェクトを担当してきました。同じ用途の建物だけを担当していると、そのセオリーにとらわれやすくなることがあるかもしれませんが、いろいろな建築を設計していると、気づきや発見が多いので、思考の循環が生まれやすいと思います。
私自身は、特定の用途の建築を設計したいというよりはプロセスに興味があります。また、与条件の設定やかたちの前の、社会的背景や地域性を汲み取ることを大切にし、多様な使い方を許容する空間をつくることを考えています。


藤田 幹人03

自分の意見を人に伝えることで、周囲と考えを共有する

設計の仕事をする上で、大切だと思うことは?

まずは自分の意見をいえることだと思います。図面でもスケッチでも、自分の得意な方法で構いませんが、考えたことを人に伝え、それを周囲と共有する。そのプロセスを踏まなければ、建築は建たないと思うので。

オン・オフの切り替えはどのようにしていますか?

休みが取れたときは、国内外を旅行します。そのまちの雰囲気や歴史を感じたいので、その土地で生活をする感覚で滞在します。

入社希望者へのメッセージを

決まった用途に限定されず設計をすることができる会社です。希望すれば、自分が興味のあるプロジェクトを担当できるチャンスはあると思います。 

BIM D2S・・・BIMデベロップメント&デザインスタジオ


藤田 幹人04

関わったプロジェクト:
中之条町⽴中之条⼩学校 群⾺県⽴吾妻特別⽀援学校
関わったプロジェクト:中之条町⽴中之条⼩学校 群⾺県⽴吾妻特別⽀援学校