ソリューション

Solution

建築プロジェクトの事業推進

Project Management / Construction Management

設計事務所の役割は、建築設計にとどまりません。従来のノウハウを生かしながら、顧客の立場に立って、プロジェクトのさまざまな推進策を提供する。コストや工期を予定内 におさめ、付加価値をつける助言をしたり、ときには設計することなく発注者を支援します。

Solution Keyword

【国内プロジェクト】
プロジェクト・マネジメント (PM) / コンストラクション・マネジメント (CM)
アセット・マネジメント支援 (AM) / IPD / デザインビルド / 合理的な発注手法 / コスト削減
【海外プロジェクト】
基本計画 / 発注条件整理 / 各種アドバイザリー
Case-1 エネルギー事業のビジネスマッチング /太陽光発電事業M&Aの支援

リゾートトラストメガソーラー那須白河

エクシブ那須白河

福島県の西郷村(にしごうむら)にある同社のリゾート施設「エクシブ那須白河」に隣接した遊休地(敷地面積255,000m²)を利用し、太陽光パネル8,320枚を設置(パネル設置面積は13,200m²)。

最大出力は約2メガワット、年間発電量は一般家庭約500世帯分の年間使用電力量に相当する発電量を見込んでいる。環境への配慮・社会貢献など、持続性の高いCSR活動を積極的に推進しているリゾートトラスト株式会社。安井建築設計事務所の名古屋事務所が中心となり同社の「環境室」と連携をとり、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を利用したメガソーラー事業に関するノウハウを確立・構築しながらマネジメントを推進、リゾートトラスト社と協働して今回の事業を実現した。

■リゾートトラスト メガソーラー那須白河<太陽光パネル設置>
所在地/福島県西白河郡 主用途/太陽光発電装置・施設 稼働/2014年4月 建築主/リゾートトラスト株式会社 マネジメント/リゾートトラスト株式会社、安井建築設計事務所 施工/きんでん 面積・敷地/255,000m² 太陽光パネル設置面積/13.200m²
<建築画報2014.11-359特集号より>

Case-2 日本の省エネ機器やシステムの海外普及 / 日本の省エネ技術を海外でも

国際エネルギー消費効率化等技術・システム実証事業 中国上海

同事業の付属協定書署名式

設計能力を活用して、海外プロジェクトに対し日本の省エネ機器や省エネシステムの設計。アドバイザリーをおこない、海外への当該機器やシステムの普及・調達をおこなうビジネス。

安井建築設計事務所とパシフィックコンサルタンツ、三機工業と共同で、経済産業省および独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の補助による事業として「国際エネルギー消費効率化等技術・システム実証事業 中国上海」の事業者として2013年6月に採択された。

NEDOのFS(実施可能性検討)審査を経て、2014年8月中国科学院・上海高等研究院とのID(付属協定書)の締結署名をおこない、実証事業を開始している。本事業では、中国科学院・上海高等研究院が新たに建設を計画している研究施設の一棟のビルを対象に、日中共同により省エネルギー化の実証をおこなう。

<建築画報2014.11-359特集号より>

Case-3 海外プロジェクト支援 / 日本の品質を海外でも

プルワカルト駅(インドネシア)

インドネシア・プルワカルト駅

インドネシアのジャワ島南線、JICAローンを用いた複線化工事の一環で、プルワカルト駅の改築計画です。

日本交通技術を幹事会社としたオリエンタルコンサルタンツとローカル会社4社のJVが、鉄道土木工事の調査・設計を受託し、当社は同JVのもとで、建築に関連する設計上の検討項目を整理しプルワカルト駅改築に関する基本計画をまとめました。

既存駅舎は、インドネシアのHeritage(遺産)に指定されており、検討の結果、今後の乗客の増加に対応するために既存駅舎近傍に新設駅を計画し待合など入口機能を有し、既存駅舎は出口機能として残すことにしました。ローカルの建築技術者をマネジメントし、鉄道土木技術との整合・ローカルの風土への配慮など、多くの要素をインテグレートして報告書をまとめました。

■プルワカルト駅改築計画<基本計画>
発注者/インドネシア交通省鉄道管理局 建設地/インドネシア・プルワカルト 規模/S造 地上2階建、延5,000m² 竣工/未定 設計/6社JV(日本:日本交通技術、オリエンタルコンサルタンツ インドネシア:Inti Era Cipta, Dardela Yasa Guna, Rayakonsult, Jaya CM Manggala Pratama) 施工/未定
<建設通信新聞2011.11.21特集号より>

Case-4 設計・監修からCMまで / 工事費の流れを透明化

日本電産長野技術開発センター

日本電産長野技術開発センター

工事費の流れを透明化することや、補助金や開発造成工事などの厳しい工程管理を確実に行うこと、また、クラス100のクリーンルームなどの品質を確実に確保することなどを目的として、CM方式が採用されました。

当社は、意匠設計に対する設計監修、構造・設備の基本設計、実施設計・工事に対するCM業務を担当し、実施設計・監理・工事は、総合評価方式によって選定した大手建設会社に、一括で発注しています。

開発造成工事と実施設計を建設会社へ同時に発注することにより、実施設計期間中に開発造成工事に着手でき、工程を短縮することができました。また、設計変更に対する工事費の追加は、VEなどの提案により、増減なしで竣工することが可能になりました。

■日本電産長野技術開発センター<構造と設備の基本設計、実施設計と工事のCM>
発注者/日本電産(株) 建設地/長野県駒ヶ根市赤穂 規模/RC・S造 地上2階地下1階建、延16,800m² 竣工/2009年3月 設計/都市居住文化研究所、安井建築設計事務所、清水建設 施工/清水建設(電気:きんでん、空調・衛生:三機工業) 撮影/ロココプロデュース
<建設通信新聞2011.11.21特集号より>

Case-5 CMによるプロジェクト支援 / 募金による建設を支援

市立吹田サッカースタジアム

サッカースタジアム

プロジェクトの全プロセスにおいて透明性を確保するため、CM方式が採用されました。また、スポーツサポーターやスポンサーなどの募金で建設されるため、その使途や明確性や合理性に加え、設計施工者の選定に高い公平性が求められました。

複数候補者の提案から、外部有識者による審査を経て1社が特定され、結果と応募提案すべての講評は、発注者のHPで公開されています。当社は、CMr(コンストラクション・マネジャー)として、設計段階以降もコスト・品質・スケジュールを厳正に管理することになります。

募金による建設という手法に加え、スタジアムと地域の共存や環境形成の観点からも注目されている。発注者・設計施工者や多くの関係者の知恵をインテグレートする能力が問われ、これに着実に応えていきます。

■サッカースタジアム建設プロジェクト<CM>
発注者/スタジアム建設募金団体 建設地/大阪府吹田市 規模/約4万人収容 竣工/2015年9月 設計/竹中工務店 施工/竹中工務店 写真提供/ガンバ大阪
<建設通信新聞2011.11.21特集号より>(※写真・プロジェクト情報更新2015年10月)

参考WEBサイト:『sports marketing knowledge(スポーツマーケティングナレッジ)』 2016年1月25日
-圧倒的に素晴らしい市立吹田サッカースタジアムは、なぜ安価で建設できたのか? キーマンに聞く建築秘話-

Case-6 プロジェクトアドバイザリー / 敷地の潜在能力調査

りそな銀行野田支店/西宮北口支店

りそな銀行野田支店りそな銀行西宮北口支店

銀行が所有する不動産を、建物を建設することとその建物内に同行店舗が賃借することを条件に、建設会社に売却するプロジェクトです。

建物の品質を確保するため、事前の敷地ポテンシャルの調査や計画可能な建物の検討、建設会社からの提案書の評価、設計や申請およびコスト・工程などの確認、工事段階における工事内容・進捗状況の確認、検査・アフターサービスへの立会い、追加変更費用の査定などを行っています。

■りそな銀行野田阪神プロジェクト<アドバイザリー業務>
発注者/清水建設(株) 建設地/大阪市福島区 規模/RC一部S造 地上13階建、延約7,800m² 竣工/2009年11月 設計/清水建設 施工/清水建設

■りそな銀行西宮北口プロジェクト<アドバイザリー業務>
発注者/太平不動産(株) 建設地/兵庫県西宮市 規模/S造 地上5階地下1階建、延約3,150m² 竣工/2010年3月 設計/奥村組 施工/奥村組

<建設通信新聞2011.11.21特集号より>

Case-7 不動産投資とCM / ERとテナント設計も

天神プライム

天神2丁目ビル天神2丁目ビル

福岡市の中心市街地である天神に計画された事務所ビルを対象に、設計段階から確認申請、竣工までの間、工事の設計内容確認や工事監理確認、工事金額査定や内装管理確認を行いました。

工事途中で隣接地に増築部分の設計と工事が生じ、ここでもCM業務を受注しています。

本件は、工事中に転売されることが予定されていたのでER(エンジニアリング・レポート)作成業務も受託し、あわせて低層部に入居する銀行のテナント設計監理も受託しました。

■天神プライム<CM>
発注者/某アセットマネジメント会社 建設地/福岡市中央区天神 規模/S・RC造 地上12階地下1階建 竣工/2008年3月
<建設通信新聞2011.11.21特集号より>

設計プロセスの変革

BIM活用例 / 設計から発注者支援 BIMページはこちらから

IPD志向型BIMによる設計プロセスの変革

IPD志向型BIMによる設計プロセスの変革イメージ図

IPD的視点をもったBIM活用では、設計プロセスが変化し、従来の「シーケンス型」から「コンカレント型」を実践します。事業計画から建築設計(意匠・構造・設備要素の統合)、環境設計をはじめ、コスト計画、ファシリティ・マネジメントの計画までも同時並行で統合的に行い、生産・建設との調整や各種マネジメントに展開します。

BIM活用ビジネス / コンビニエンスストアの設計情報標準化と設計統括管理手法の構築

店舗バリエーション対応のBIMモデル

店舗バリエーション対応のBIMモデル

コンビニ店舗BIMモデル構築

コンビニ店舗BIM モデル構築

コンビニ店舗BIMの目標

コンビニ店舗BIMの目標

大手コンビニエンスストアの新規出店・店舗設計において、株式会社JMと提携して進めているプロジェクト。安井建築設計事務所の組織設計事務所としての長年の経験と技術力、自社の設計業務にいち早くBIMを取り入れた実績を活かし、設計品質の確保と設計時間短縮、材料支給による建設コスト・期間縮減を目的として、以下のサポートをおこなった。

具体的に図のような店舗バリエーションごとのBIMモデル作成の手法を構築している。

  1. ベースとなる基本店舗パターンを選択
  2. その中でL 配置とR 配置を切り替え、あらかじめ用意
  3. 積雪、風荷重に応じた構造フレーム・部品の選定
  4. 地方行政の条例や指導で異なるトイレ・水まわりなどを部屋ごと差し替え
  • 店舗の設計から発注に至るプロセスの確認と整理
  • 現状存在するすべての店舗パターンを分類し、整理をおこなうための支援
  • 発注用図面の構成見直しや重複作業を排除して合理的で質の高い設計図面としてまとめるための助言
  • 店舗パターンの標準図改訂を短時間で効率よく進めるBIMモデル整備方針の策定提案「データ作成方法の統一」、「BIMソフトウエアの機能の活用」、「部品のルール化」

<建築画報2014.11-359特集号より>

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