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日本大学商学部砧キャンパス本館が完成しました

当社が設計を担当(監理:日本大学本部)し、東京都世田谷区で建設が進められていました日本大学商学部砧キャンパス本館がこのたび完成し、7月16日(水)に現地で竣工式典が執り行われました。

日本大学商学部の創設100周年記念事業の一環として進められている砧キャンパス整備事業において、管理棟と研究棟が高精度に集約されたものです。

新たな顔となる南門側エントランス

新たな顔となる南門側エントランス

◆全体計画

閑静な都心住宅地でのキャンパス再整備プロジェクトです。先行する北側エリア教育施設・学生アプローチの整備に続き、南側エリアへ管理・研究部門を統合した新本館棟建設とキャンパス広場からなる一連の整備事業です。

すでに整備された南北ガレリアに直交する東西軸のガレリア空間を新本館棟北側に整備することで、学生のアクティビティを高める新たなキャンパスの骨格を形成します。

左/新本館棟北側には東西軸のガレリア 右/屋上緑化など環境技術を積極採用

左/新本館棟北側には東西軸のガレリア 右/屋上緑化など環境技術を積極採用

新本館棟の完成後はガレリア交差部にキャンパスの伝統を受け継ぐ水盤を設け新キャンパスの核とする計画であり、こうした屋外空間を学生のコミュニケーション環境として生かしながら多様なキャンパスニーズへ対応し同時に高い専門研究機能を備えた都心キャンパスの再構築をめざしています。

◆施設コンセプト

南門エントランスは来訪者を迎えいれる商学部キャンパスの新たな顔となります。外観は植栽ユニットと一体となった日射抑制ルーバーとカーテンウオールの構成により正面性を際立たせ、環境技術による社会貢献や深く社会と結びついた高度研究機関としての日大商学部の側面を表現しています。

キャンパス内は周辺住民地域に開かれたキャンパス空間とする一方、施設計画は明快なセキュリティーゾーニングにより学生や職員外部利用者の動線を制御しながら自由度の高い利用ができ、開放性と本部機能の両立を図っています。

◆管理ゾーン

学生窓口部門は地上階に設け、キャンパス広場とガレリアに面した明るいロビーと透明感ある相談スペースを設置。2階に日射抑制ルーバーを設えた事務部門を設け、明快なフロアゾーニングを行っています。

キャンパス広場に面した明るいロビー

キャンパス広場に面した明るいロビー

透明感ある就職相談スペース

透明感ある就職相談スペース

◆研究ゾーン

専門研究の場として上階3つのフロアに配置した研究室ユニットは、廊下との間をガラススクリーンとロールスクリーンにより構成し、「開放」と「集中」の環境設定、切り替えができるようになっています。全室カードリーダーでセキュリティー管理し、各階にコミュニケーション空間として設けた広い水廻りスペースも特長になっています。

左/研究室ユニット 右/随所に設けられたコミュニケーションスペース

左/研究室ユニット 右/随所に設けられたコミュニケーションスペース

建物の共用開始は9月の予定で、継続して外構工事が続き来年2015年4月の完成予定です。

計画、設計の段階から竣工に至るまで、たいへんお世話になった大学関係者、学生、周辺地域の方々はじめ、工事・施工に関わった関係者の皆さんに心から御礼申し上げます。

新しい本館がすでに利活用されている講義棟エリアと連続・継続性をもちながら、キャンパスの拠点施設として有効に機能することを願っています。

 

(安井建築設計事務所 設計担当・広報部)

 

写真撮影/クリエイティブスタジオ・カワカミ 川上 明

※本編に掲載の写真については川上 明氏の承諾をとっています

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