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展覧会『建築家・安井武雄の創造力~近代大阪の精華~』を開催します

10月26日の当社WEBサイト「ニュース」でお知らせの通り、来る12月1日(金)から約1ヶ月間、当社創業者・安井武雄の展覧会『建築家・安井武雄の創造⼒〜近代⼤阪の精華〜』を開催します。

■会期・時間/2017月12月1日(金)~26日(火)
平日:9時~20時、土曜・最終日:9時~17時、日曜・祝日:休館
■会場/大阪府立中之島図書館 本館3階 展示室
■入場料/無料
■内容/大阪倶楽部、高麗橋野村ビル、大阪ガスビルの3つの代表作を中心に、安井武雄の軌跡を図面、スケッチ、写真、映像などで紹介する

 

概要詳細は「ニュース」告知の通りですが、企画・開催の趣旨を一部補足し、以下にご紹介します。
安井武雄は1924年に片岡建築事務所(主宰:片岡安)から独立し、大阪に安井武雄建築事務所を構えます。最初の作品は1924年の「大阪倶楽部」であり、1933年に竣工した「大阪ガスビル」(※1)は、国の登録有形文化財や大阪市の都市景観資源に認定されるなど、今年完成80年の節目を迎えた御堂筋とともに歴史を歩み、今なお現役のオフィスビルとして市民に親しまれた存在となっています。
また、大阪市内には1927年の「高麗橋野村ビル」が残り、一方で東京日本橋の「日本橋野村ビル/野村證券本社」も健在です。

大阪倶楽部/大阪ガスビル

高麗橋野村ビル/日本橋野村ビル(東京)

これらの建築は、“大大阪時代”(大正後期~昭和初期)の商都大阪の活力を今日に伝える役割を果たし、都市景観形成をリードするものとなりました。
本展覧会は、安井武雄の創造力が大阪のまちでどのように発揮されていたか、その概要を展望することを主眼とし、同時に作品の背景にある「近代大阪の精華」とは何か、その一端に迫ってみたいと考えています。
 近年、大阪市内では「生きた建築ミュージアム事業」(※2)をはじめ、近・現代建築を大阪の都市魅力としてその価値を発信する活動が進んでおり、安井武雄の作品もその対象となっています(※3)。
おりしも、共催である大阪府立中之島図書館(指定管理者 株式会社アスウェル)では、今年、“大大阪時代”を時間軸とする上方文化の紹介と大阪の繁栄、中之島・船場周辺の近代建築の歴史探求を2大テーマとした企画に基づいた展示が進行中です。
これらの企図と連動したかたちで『安井武雄展』を開催することとなりました。
ぜひ、市民にとって近・現代建築をより身近に感じ、それとともに在った大阪の近代を知る好機となるだけでなく、広く建築文化振興の一助になることを願っています。
多くの方々のご来場をお待ちしています。

 

※1=南館は安井武雄(安井武雄建築事務所)により設計。増築された北館は安井武雄建築事務所を継承した当社(佐野正一)が設計し1966年に完成。建築界としても「DOCOMOMO100選」に選定。
※2=日本最大級の建築公開イベント「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」(通称:イケフェス)。2016年度より「生きた建築ミュージアム大阪実行委員会」(民間企業、専門家、大阪市等からなる組織)を発足し、実行委員会を中心に活動。当社は2017年度より実行委員会に参加しています。<2017年度日本建築学会賞(業績)受賞>
※3=今年の「イケフェス大阪2017」の連携プログラムとして、リレートーク『大阪ガスビルに託された夢-白亜のビルと近代大阪』(日本建築協会主催・大阪ガス株式会社共催、会場:大阪ガスビル)が開催されました(上写真)。詳細レポートは11月9日の当コーナーをご覧ください。

 

(安井建築設計事務所 広報部)

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