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下呂温泉病院、モデルルームで要望確認

当社、安井建築設計事務所と熊谷設計のJVで建設が進む「岐阜県立下呂温泉病院」プロジェクトで、3月初旬に病室のモデルルームができました。病室のアメニティ環境や看護業務の的確性を確認するため、事前に実物大の病室を製作したものです。写真は、病院・看護スタッフ関係者を招き、設計担当者から内容を説明、細かな要望を聞く機会を設けた様子です。

 下呂温泉病院外観パース

 新病棟はすべてが個室になっているのが特徴です。患者さんにとってはプライバシーが確保され、空調も個人で調節でき、男女別のベッドコントロールも円滑に行え、運用面において多様性をもたせています。

 

一方で人とのふれあいが少なくなることで寂しさを感じる患者さんや、看護スタッフの作業効率の低下を懸念する部分に対し、「多床室的個室群」という新しい概念(図・下/病棟平面図:5室1ユニット)を持ち込むことで、多床室の良さを取り込んでいます。

多床室的個室群

多床室的個室群

 

病棟平面図

病棟平面図

 

多床室的個室群は、扉を閉めれば個室、開ければ5床室となるユニットです。“ユニットホール”に面して便所と多機能カウンター(ナーサーバー)があります。この多機能カウンターには備品類を収納できる棚を設け、患者さんの情報がその場で入力できるLANやコンセントを備えています。また、カウンターは大ききが2タイプあり、奥行きの深いBタイプの下にはストレッチャーが収納できる計画になっています。

 

このモデルルームをもとに、看護スタッフさんを中心とする細やかな声・要望から改善を図り、患者さんと運用面の両方で利用しやすい施設づくりを進めていきます。

 

また、現場においても当社が進めているBIM(Building Information Modeling)の技術、3次元設計によるデザインの可視化(写真・下)で意思疎通がスムーズに行える取り組みを実践しています。

 

 モデルルームに足を運び、ご意見頂戴したスタッフ・関係者の皆さんに御礼申し上げます。

引き続き、よろしくお願いいたします。

(設計担当・広報部)

 

<岐阜県立下呂温泉病院ホームページから、新病院建設について>

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