T O D A Y !

「意匠設計用BIMテンプレート 2014版」が発売されました

安井建築設計事務所では、近年建築界で注目され、クライアントの事業満足を高めるための建築プロセスの変革として「BIM(Building Information Modeling)」の概念・技術の導入にいち早く取り組んでまいりました。そうして当社が蓄積したBIMの技術・ノウハウを広く公開し、その普及・啓蒙の一助となるよう、BIMのテンプレート・ライブラリ製品「意匠設計用BIMテンプレート」を開発。GSA(株)(株)大塚商会と協力し、2011年12月に初版「2011版」を発売しておりました。

左:今回更新、発売された2014版のリーフレット(表)/右:2011年発売、初版のリーフレット(表)

左:今回更新、発売された2014版のリーフレット(表面)/右:2011年発売、初版のリーフレット(表面)

オートデスクのBIMソフト「Autodesk Revit Architecture」で利用し、意匠設計の製図に必要な図面表示や各種設定を製品化したものです。テンプレートは手間がかかる建具、仕上表、開口部リストなどの作図要件が整理され、設計図書の作成効率を高めます。利用者のニーズにあわせて編集でき、その情報を他のプロジェクトに継承できるのが特徴です。

また、一般社団法人公共建築協会が発行する『建築工事設計図書作成基準平成21年度版』の第2章建築製図2.3~2.7および別表1~3の範囲の表示記号表示に準拠していることが、同協会によって確認されており、それ以外の部分は当社独自の作図基準を適用しています。

今週9月17日(火)、上記を更新した「2014版」が発売されました。

初版の開発理念は継承し、「官公庁建築」「事務所」「病院」「文化施設」「学校」など、多くの実プロジェクトを通して更に蓄積された当社のBIMノウハウを追加し、付属のファミリ数を倍増させる(総数:約1600点)など、増強をはかっています。

最新Revit2014版の標準マテリアルが設定され、共有パラメーターも提供、ライブラリ仕様書や図面、集計表などの間で入力情報を共有できるようになっています。

2014版のリーフレット(裏)

2014版のリーフレット(裏面)

 当社では、これまでBIMのプロジェクト利用において更新、洗練されたテンプレートやライブラリをさらに使いやすく、かつ入力した設計情報を他のプロジェクトに継承し設計効率を向上できるよう、BIMプロジェクトデータを集中的に管理・整理し、仕様を統一してきました。これらの整備は「標準化」として、BIMにおける設計品質の向上および効率化のための必須要件の一つとして位置付け現在も継続しています。

「標準化」に加え、BIMスキルアップのための「教育・研修」、そして各社独自のモデル作成手順やルールなどをガイドライン化する「手順・ルール化」の2つの必須要件を合わせた3つの要件を連携させ、プロジェクト毎にこれら一連の仕様をブラッシュアップすることで、より洗練されたBIM環境下で設計できるよう整備を続け、顧客満足度の向上に努めています。

本製品は、他の利用者と共有可能な範囲である「標準化」のみを対象としており、各社独自に構築される「教育・研修」「手順・ルール化」と組み合わせることが重要と考えます。各利用者のニーズに合った利活用により、これまで以上に設計プロセスにおける効果的なBIM運用が可能となるでしょう。

本製品を通して、建設業界でのBIM普及に少しでも寄与でき、最終的にクライアントの利益に結びつくことを願っています。製品に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。

■販売/(株)大塚商会 CADプロモーション部建設プロモーション課 TEL/03-3514-7815

■制作・発売元/GSA(株) 営業企画 TEL/03-5363-0650

販売を終了しております(2018年5月)

(安井建築設計事務所 広報部)

カテゴリー: 技術発信/TODAY

PAGE TOP