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「建築とITのフォーラム2013」に安井 構造部の森高が登壇しました

構造システム・グループ(※)が主催する「建築とITのフォーラム2013-建築分野のIT最前線を探る-」のセミナーが11月14日(木)に東京御茶ノ水のソラシティで開催されました。その中の構造分野、SNAPフォーラム~『大地震に備える免震、制振、補強の最新技術』では4名の専門学術・技術者が講演。その1人として当社の構造部長・森高英夫が「BIMを活用した構造設計事例および安井建築設計事務所の免震・制振設計事例」というテーマで発表しました。建築の世界における技術の応用や動向を伝える同フォーラムも今年で4回目を迎え、毎年参加者も増え、会場も満員の盛況でした。

 

当社はBIM(Building Information Modeling)を活用した建設プロセスの合理化に2007年から取り組んできており、現在、基本設計の80~90%、実施設計で65~75%の活用率となっています。BIMは、設計、施工および維持管理において様々なメリットがあることで建築界でも話題になっていますが、未だ多くの課題を抱えていることも事実です。実際のプロジェクト事例を紹介しながらBIMの現状と展望について話題を提供し、併せて当社の設計思想に基づいた免震・制振建物の事例も紹介しました。

IFCを介して意匠・構造・設備のBIMを統合したフルBIMは、干渉チェックや概算・コスト計画に活用するだけでなく、FM/LCM情報として活用することを目指しています。

構造BIMが、施工情報としてどのように活用されていくかを実プロジェクトで検証しています。このような検証事例を積み重ねながら、設計・施工におけるスピーディかつ合理的なプロセスの開発を目指しています。

2011年オープンした「大阪ステーションシティ・サウスゲートビルディング」の紹介です。この建物では既存の超高層建物と増築建物をオイルダンパーで連結した制振構造システムを採用しています。これによって、それぞれの建物の耐震性能を飛躍的に向上させただけでなく、高層建物にも関わらずEXP.Jのクリアランスを最大で450mm以内に抑えることができました。

 

ご紹介した技術を参考にしていただき、構造技術の分野からも安心・安全な建築=社会資産を創る一助になることを願っています。

BIMの活用も意匠設計だけでなく、構造や設備設計にも今後技術向上・発展の期待が高まっており、当社も一層の推進に注力するものです。

 

(安井建築設計事務所 広報部)

 

構造システム・グループ株式会社構造システム株式会社建築ピボット株式会社FMシステム

※写真提供:株式会社構造システム(建築とITのフォーラム事務局の許可をとって掲載しています)

建築とITのフォーラム2013」のサイトに当日の開催レポートが掲載されております。講演の動画もご覧いただけます。

カテゴリー: 技術発信/TODAY

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