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「市民交流プラザふくちやま」完成!大阪府建築士事務所協会 見学会実施報告(その3)

当社が設計を担当し、建設が進められた京都府福知山市「市民交流プラザふくちやま(愛称:ききょう)」。6月21日(土)図書館の開館とあわせ全館グランドオープンを迎えましたが、6月18日(水)に一般社団法人大阪府建築士事務所協会の主催で開催された見学会のようす、続編(その2)の続きを以下にご報告します。

4階中央ロビーから屋内吹抜け3階を見下ろす

4階中央ロビーから屋内吹抜け3階を見下ろす

4階・3階は先行して4月にオープン、随所に椅子やベンチが設けられ、市民交流の場として積極的な利用が図られています。

4階中央ロビーから屋外テラス3階を見下ろす

4階中央ロビーから屋外テラス3階を見下ろす

 

内装は京都府内産材の積極利用を図った木質系の明るい仕上げです。照明負荷の低減として設けたトップライトから明るい日差しが降りそそぎます。ブラインドによる調光で熱負荷の低減も図っています。

3階 市民交流スペース

3階 市民交流スペース

市民交流スペースは、小規模なホールとしてイベントや音楽会、講演会など多目的に使える部屋として、映像や音響の調整室を備えています。天井も高く余裕をもたせ、床は下階(2階一般開架図書コーナー)への音・振動に配慮した「浮き床構造」(二重スラブ・スタイロフォーム)としています。

3階ギャラリー

3階ギャラリー

ギャラリーは絵画、書、工芸の作品展示ができるスペース、パーティション(写真左奥)を開放すれば駅前広場側へ開放されたガラス越しに「ショーケース」として発信できるようになっています。

北側階段

北側階段

階段も交流スペースの1つとしてベンチを設け、壁面には福知山の歴史を記した年号(年表)が上階から下階と続き、階を移動しながら街の歴史を市民が愛着をもって理解できるようになっています。

最後は外部を回って、全体のボリュームを確認しました。

左/西面 ガラスカーテンウォールで駅広に開いた活動発信  右/北面 隣接施設・住宅に配慮した壁面

左/西面 ガラスカーテンウォールで駅広に開いた活動発信  右/北面 隣接施設・住宅に配慮した壁面

東・駐車場側エントランス

東・駐車場側エントランス

東側は2階以上が大きく張り出し、駐車場から施設に出入りする際の庇の役目を果たしています。北側SRC造の壁からしっかりと片持ち架構で支えています。

 

約1時間、たいへん駆け足での見学でした。十分な質疑応答の時間もとれませんでしたが、このレポートで補足いただければ幸いです。

今回の見学会の実現はもとより、計画の段階からグランドオープンに至るまで、たいへんお世話になった福知山市・行政・図書館関係者はじめ、地域の方々、工事・施工に関わった皆さんに心から御礼申し上げます。

福知山駅前に完成した「ききょう」が、計画のコンセプト「まちと人・人と人をつなぐ交流空間の創造」を実現する施設として、長く市民に愛され活用されることを願っています。

 

(安井建築設計事務所 設計担当・広報部)

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