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平河町ミュージックス第30回公演御礼

地域との連携や活性化、音楽文化の醸成を目的に、当社安井建築設計事務所も運営に協力している「平河町ミュージックス」。11月28(金)に2014年秋季公演・第30回として、箏奏者・西陽子さんの演奏が行われました。

箏といった邦楽器も平河町ミュージックスの定番になりつつありますが、今回の西陽子さんは、ダヴォス会議、カーネギーホール、上海万博、リトアニアでの現代オペラなど、その舞台は世界に広がっています。今回は古典から現代、西さんご本人の作編曲まで、3つの箏が用意され、曲によって取替えながら多岐に渡る選曲プログラムで演奏されました。

 

十七絃箏を使って演奏はスタート。1曲目の「あさもよし~木々楽(きぎのあそび)~」は西さん作曲で改訂初演という、平河町ミュージックスならでは?貴重な曲を聴く機会となりました。続く「秋風の曲」は楊貴妃と玄宗皇帝の物語を歌詞にした唄入りでしたが、演奏前には「楊貴妃が好んだとされるライチを思い浮かべながら・・・」といった曲ごとの解説に引き込まれながら、自然と箏の音色に聴き入ってしまいました。箏という楽器のチューニングの難しさと楽しさ、その奥深さも語っていただきました。

 

 その後も箏の伝統的な奏法「散し爪(チラシヅメ)」「輪連(ワレン)」を使っての「線香花火」という曲では花火がパチパチとはじける音、「掬い爪(スクイヅメ)」という奏法での「くまんばちの冒険」という曲ではハチの羽音を見立てた音など、想像力が膨らむ楽しい曲も続きました。いずれもしっかりとしたテクニック、驚くほどの指先の動きによって奏でられる曲、ますます演奏に引き込まれていきました。

アンコール「月夜の海」は圧巻でした。西さんが沖縄の海で体験した、月の光が海にまっすぐにのびている美しい様子にインスパイアされてできたという解説から始まり、演奏はまさにその光景が聴く人々の脳裏に浮かびながら、一人ひとりが聴き入ってしまったのではないでしょうか。

 

また、演奏終了後の歓談の時間では直接楽器のことなどお聞きできました。材質は桐、絃については昔は絹だったが耐久性からテトロンが主流であることなど、目の前の楽器を前に「ミニ音楽教室」を楽しむこともできました。

詳しい演奏のようす、レポートは平河町ミュージックスのWEBサイト・スタッフBlogにアップされています。どうぞご覧ください。

また、平河町ミュージックスは来年も継続し、2015年春季公演の出演者が以下発表されました。

・第31回:5月29日(金)/大田智美(アコーディオンソロ)

・第32回:6月19日(金)/片岡詩乃(ハープ)&久一忠之(パーカッション)&大植圭太郎(オーボエ)&近藤孝之憲(フルート)

・第33回:7月10日(金)/福永千恵子(箏リサイタル)

通常の音楽ホールでは味わうことのできない身近な音を感じ、楽器を目の前に見て、公演によっては触れることもできます。

ぜひ会場で、「音と人とのふれあい」をお楽しみください。

(広報部 兼 平河町ミュージックス実行委員会ワーキンググループ)

<平河町ミュージックスのWEBサイト/チケット・お問い合わせ>

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