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半田赤レンガ建物がオープンしました!

当社が改修の設計・監理を担当し、今月2日の当コーナーでもお知らせしました愛知県半田市の「半田赤レンガ建物」ですが、予定通り7月18日(土)にオープンを迎えました。そのようすをレポートします。

前日に四国・中国地方を通過した台風の影響が心配されましたが、なんとか雨も収まり、10時からのオープニングセレモニーが関係者の期待を込め、地域色豊かに盛大に行われました。

左:半田市長をはじめとする来賓によるテープカット/右:地元半田地区の山車組によるお囃子や子供三番叟が特別披露

左:半田市長をはじめとする来賓によるテープカット/右:地元上半田地区によるお囃子や子供三番叟が特別披露

半田赤レンガ建物は1898年(明治31年)に「カブトビール」の醸造工場として建設され、現在、国登録有形文化財、国認定近代化産業遺産にもなっています。今回、耐震補強と建物内外の改修をおこない、復刻カブトビールも楽しめる観光拠点として生まれ変わりました。

改修された建物の意義として「1.郷土産業の遺産」「2.建築物としての遺産」「3.戦争の遺跡」を掲げ、エントランスホールの壁面にもその趣旨が記されています。

壁面に「3つの意義」と建物概要、「登録有形文化財」「景観重要建造物(半田市)」「近代化産業遺産」の認定プレートが飾られている

壁面に「3つの意義」と建物概要、「登録有形文化財」「景観重要建造物(半田市)」「近代化産業遺産」の認定プレートが飾られている

エントランスホールから大勢の来場者であふれ、復刻「生」カブトビールや地元の食材を楽しめるカフェ、半田・知多半島の名産品をあつかうショップなども盛況でした。

エントランスホール/大きな醸造樽のオブジェが象徴的。天井も既存の梁を表しています。

エントランスホール/大きな醸造樽のオブジェが象徴的。天井も既存の梁を表しています

カフェ/復刻カブトビールと相性の良いソーセージなどで舌鼓

カフェ/復刻カブトビールと相性の良いソーセージなどで舌鼓

ショップ/瓶入りカブトビール(瓶)ほか、半田の魅力が詰ったこだわりのおみやげ品が並んでいます

ショップ/復刻カブトビール(瓶)ほか、半田の魅力が詰ったこだわりのおみやげ品が並んでいます

半田赤レンガ建物やカブトビールの歴史などを模型や映像等で紹介する「常設展示室」が設けられ、こちらも来場者が列を作っていました。

常設展示室のようす/※写真撮影はNG(前日準備のようす)

常設展示室のようす/※写真撮影はNG(前日準備のようす)

展示室へと続く通路/アーチのレンガ天井は創建当時のまま

展示室へと続く通路/アーチのレンガ天井は創建当時のまま

地元地域の交流と文化を育む「共用サロン」では生け花教室の展示が彩りを添え、クラブハウスの1つでは、赤レンガ建物の保存、活用に尽力された一般社団法人赤煉瓦倶楽部半田の講演会も行われました。

また、企画展示室では、建物の改修に関するパネル展「半田赤レンガ建物復活物語」を8月31日(月)まで開催。半田市企画課・観光課はじめ、当社ほか施工、展示製作を担当した清水・七番特定建設工事共同企業体、乃村工藝社により、設計の意図、施工のようすなど、写真等を交えて解説しています。

企画展示室/休憩を兼ねて、半田赤レンガ建物復活までの足跡をご覧ください

企画展示室/休憩を兼ねて、半田赤レンガ建物復活までの足跡をご覧ください

屋外芝生広場ではカブトビールにもあう半田・知多半島の「美味しい」有名店のテントが軒を連ね、午後から晴れ間も見えた中、半田ジュニアブラスバンドの演奏が雰囲気を盛り上げて、地元の一体感を演出していました。

幻想的な夜景/カフェではジャズコンサートも行われ、21時の閉館まで多くの人でにぎわいました

幻想的な夜景/カフェではジャズコンサートも行われ、21時の閉館まで多くの人でにぎわいました

関係者、地域の方々によりたいへん盛り上がったオープニングイベント。設計・監理を担当した当社としても、この日が迎えられたこと、たいへん嬉しく、感慨深いものでした。

 

これから夏休みも本番、8月1日~16日の期間ではビアガーデン(18時~21時)もオープンします。施設の特設サイトもご覧ください。

半田市では以前より「蔵のまち」をはじめ、半田観光の魅力を発信しています。今回の赤レンガ建物のオープンでその魅力をさらにパワーアップしています。

夏休み、友人・知人、家族連れで、歴史・文化・地域とのふれあいに。ぜひお立ち寄りください。

 

(安井建築設計事務所 設計担当・広報部)

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