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安井建築設計事務所オープンハウス「建築+アートがつくる空間」開催!ご来場御礼

先日このコーナーでもお知らせの通り、10月26日(土)と27日(日)の2日間、12回目となる「安井建築設計事務所オープンハウス」を開催しました。
このオープンハウスは、当社が実行委員会として参加しているイベント「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2019(イケフェス大阪)」(26日・27日開催)のプログラムの1つとして、今年は2日とも日程を合わせて開催しました。
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
大阪事務所1階ロビーを開放し、今回は『建築+アートがつくる空間』と題し、当社創業者である安井武雄(1884-1955)の作品から近年のプロジェクトまで、多くの作品の中から「建築とアート」が織りなす空間とその魅力を紹介しました。

当社の原点「大阪倶楽部」もイケフェスの見学ガイドツアーの1つに。

約20作品ほど、カテゴリーとして「建築、そのものがアート/医療を支えるアート/ランドスケープアート/まちへの想いを込めたアート/建物の顔となるアート/こども参加型アート」に分け、写真パネルや模型、実物試作パーツを展示して紹介しました。
また、空間検討ツールとして活用しているVRのコーナーでも設計空間のバーチャル体験で楽しんでいただきました。

社長・佐野による解説、ギャラリートークも予定外で開催

26(土)にはトークイベント「医療施設を支えるアートの力」を開催し、当社の医療施設の設計に携わる名古屋事務所の篠原、大阪事務所の中原が、「建築+アート」の設計現場を語りました。
「医療施設におけるアート導⼊の変遷」を語り、アートの位置づけが患者や家族の不安をやわらげる空間づくりだけでなく、患者の治療に寄与する役目を果たすようになってきたこと、近年はアーティストの製作に限らず患者や地域住民などとワークショップを行って製作することがトレンドとなっていることを説明。それらの具体例として2人が実際に設計に関わった実例を解説しました。

あいち小児保健医療総合センター

篠原から、こども病院の事例から「あいち小児保健医療総合センター」での壁画(かわいいキャラクターがストーリー性のある冒険を展開)を紹介。アートの効果として、治療に対する恐怖や不安の軽減、ストーリーのあるアートは会話のきっかけになる、⽬的とする場所へ⾃然に誘導できることなどを解説しました。

大阪精神医療センター

中原からは、精神科病院の事例から「阪南病院」「大阪精神医療センター」でのアートやサインなどを紹介。精神科病院へのアートの導入により入院生活に変化が生まれ、患者に落ち着きが戻ったこと、面会者(お子さん連れも)が増え、スタッフの離職率も低下したことなど、精神科病院の敷居を下げ、間接的に患者の治療に寄与、スタッフの労働環境の向上などの効果を解説しました。その他、一般病院でのヘルスケアアートの導入事例も紹介しました。

医療スタッフによるアート制作。近年ワークショップも多い

アートの⼒は、癒しや気分転換、病気に⽴ち向かう前向きな気持ちを生み、「医療施設や治療に対する気持ちのハードルを下げ、患者の治療に直接的に寄与する」ことで結びました。

 

今回、イケフェス連携プログラムとして2日間限りのアート展示「まちと生きる現代アート」の会場の1つに当社が選ばれ、絵画作家:吉岡千尋さんの作品がエントランスロビーを飾りました。以前から当社に飾られている《MUQARNAS 9(ムカルナス)》をはじめ、創業者・安井武雄の「大阪倶楽部」ほか、建築装飾をモチーフにした絵画を展示。この会期を利用してのライブペインティングも実演されました。

「大阪倶楽部」窓装飾スケッチからの吉岡さん作品

安井武雄の直筆スケッチを使った「ぬり絵」のワークショップも企画し、「大阪ガスビル」などの原画コピーに、思いおもいの色を着色、スケッチの続きを描き加えるなど、「自由様式」の建築を創造した安井武雄に倣って?大人から子供まで自由な発想で楽しんでもらいました。

みなさんの独創的な作品が柱を彩りました

さらに今年は、6つの建築設計事務所の連携企画として、『セッケイ・ロード~建築と街の未来へつづく道~』も実施され、当社も参加。各事務所スタッフの“人生に影響を与えた本・お薦めの本”を紹介、各社の個性が垣間見えました。各事務所を巡っての「社長似顔絵スタンプラリー」の楽しい試みも行われました。
年々パワーアップし、市民にも浸透してきた「イケフェス大阪」。「セッケイ・ロード」に象徴されるように、設計事務所の存在をアピールする熱もあがってきました。
来年以降も、建築をより身近に感じていただく「イケフェス大阪」へ協力し、地域連携の意識をもち、展示テーマに趣向を凝らしながらオープンハウスを継続していく予定です。どうぞご注目ください。

(安井建築設計事務所 広報部)

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