安井建築設計事務所は、
おかげさまで 2024年4月1日 に
創業 100 周年を迎えます。
人やまちを元気にするために。
101年目の「つなげる・つながる設計」へ。
空港・駅・港を、安全と快適の共存する場へ。
学校を、学びと創造がつながる場へ。
オフィスを、「働く空間」と多様なライフスタイルが交わる場へ。
文化施設を、芸術と社会の出会う場へ。
そしてスタジアムを、誰もが憩える日常の場へ。
安井建築設計事務所の仕事は、建築を通して
人・場所・できごとを「つなげる」設計です。
さらに、樹木が歳月のなかで枝を広げるように、
昨日から今日、明日へと「つながる」時間が豊かに育まれていく、
そうした営みを、建築のライフサイクルや環境と共に考えていくことです。
まもなく創業100周年を迎える私たちが掲げてきたテーマは、
「人やまちを元気にする」です。
それは歴史に学びつつ、未来を構想することとも言えます。
技術力・対話力・組織力で建築の明日をひらいてきたこの100年。
101年目の、新しい「つなげる・つながる設計(デザイン)」が始まります。
安井建築設計事務所が大切にする、
5つの「つながり」
-
デザインと人のつながり
より豊かな社会の探究 -
建築とまちのつながり
地域コミュニティへの寄与 -
技術と環境のつながり
持続可能な世界の実現 -
信頼を築くつながり
社会への貢献、社内での共創 -
過去・現在・未来のつながり
歴史文化の継承、新しい未来の構想
ひとつひとつを、きらきらと
建築は自然から豊かな知恵を委ねられ、歴史の中から多くを受け継いで姿を現します。
ひとつひとつの建築は同じ顔ではありませんが、物語のはじまりには必ず人の一途な思いがありました。
そこから動きはじめた建築は、やがて人を交わらせ人を育てる場となり、社会をいきいきとさせる役割を果たしていったのです。
おそらく、建築とは、誰かと誰かの対話をきっかけにして生まれ、そしてすべての人とともに生きるものと言うことができるでしょう。
こうした不思議で素敵な経験を、安井建築設計事務所は長く味わい、そして積み重ね、新しい季節の扉を開いてきました。
これからも私たちは建築設計がもたらす力を信じてゆきます。
もはや、100年前に建築の実現にかかわった肉声を聴くことはできません。
しかし、眼の前にある建築を通じてその意思と体温を感じ取ることができます。
過去の歩みから私たちが多くの学びを得ることができるのはなんと幸せなことでしょう。
道を振り返れば私たちの歩みはひとすじだったように見えますが、その都度熱く、また泥臭く格闘する日常がありました。
でもまだ道は半ば、その先にどのような未来がひろがっているかを想像するとわくわくします。
これからも同じように、こどものようなきらきらした眼差しとともに、歩みを続けます。どうぞご期待ください。