2023.06.01
お知らせ当社は株式会社ユニオンと、レバーハンドル「UL049」「UL1440」を共同開発いたしました。
「100年目のデザイン室プロジェクト」としてアイデアを社内公募し、今回の共同開発に着手。3Dモデリングツールによるシミュレーションや、3Dプリンターで造形したモデル検討等を繰り返し、製品化に至りました。「UL049」は杉江順哉(大阪設計部)、「UL1440」は篠原諒(大阪設計部)が、企画立案から開発を担当しました。
<UL049>
ハンドルを回転軸よりも少し上げることで直線的なストロークとなり、従来の一般的なレバーハンドルよりも開けやすい機能と、シンプルなカタチのハンドル。コロナ禍の影響を受けて、接触感染リスクを軽減できるような「拳や肘でも開けやすいハンドル」という設計思想で開発を行った。検証を繰り返した結果、ハンドルを握らなくても開けやすく、通常の開け方でも掴みやすい形状とした。
<UL1440>
水平面をねじることで、プッシュサイドでは押し込みやすく、プルサイドでは引っ張りやすくした造形的かつ機能的な製品。コロナ禍の影響を受けて、「拳でも開けられるシンプルなデザイン」を目指した。力を軽くかけるだけでプッシュプルをアシストできる形状は、コロナ過のみならず、通常の握り方でも負担が少ないレバーハンドルとして開閉が可能。
株式会社ユニオン「2023年 新製品カタログ」
掲載ページ:UL049…P72-73、UL1440…P74-75
左:UL049/右:UL1440
モデルを使った検証の様子