すべての建築は対話から始まり、異なる課題と、解決に至るまでの物語が存在します。
建築作品に関わったすべての人の想いを紡ぐために、私たちは“対話”を大切にしています。
地域のスポーツ振興拠点として各種競技が行なわれると同時に、災害時の避難所としての諸機能も備えた総合体育館。山都町の体育館であることがひと目でわかる、弓型木トラスと鉄骨キールトラスを組み合わせたユニークな屋根架構。町有林のヒノキを中心に木材を多く取り入れ、木の温かみを感じさせる建築は、まちのシンボルとして人々に親しまれている。