すべての建築は対話から始まり、異なる課題と、解決に至るまでの物語が存在します。
建築作品に関わったすべての人の想いを紡ぐために、私たちは“対話”を大切にしています。
賑やかな子どもの遊び場と落ち着いた図書館。用途の異なる2つの施設を融合した、全国でも珍しい公共複合施設。江戸時代から生糸の生産が奨励され、長井紬の産地としても知られる同市にとって馴染み深い「繭」を、内外観や敷地全体のデザインモチーフとして展開したユニークな建物は、地元住民の新たな拠点となっている。