1997年のBIM(Building Information Modeling)導入以来、約20年間にわたり多様なプロジェクトでBIMを活用してきました。業界的にも一般化してきた王道的な3Dモデリングから、各設計フェーズでの部分的な活用、コミュニケーション支援まで、幅広い試行を重ねています。
その中で脈々と受け継がれてきたのは、「完璧さ」よりも「継続すること」の大切さです。形を変えながら無理なく使い続けていくことが、新たなポテンシャルの発見や事業価値の向上につながると考えています。
安井建築設計事務所ではどのような思想に基づいてBIMを活用しているのか、具体的な事例を交えながら5つの視点からご紹介します。