荒川修作とマドリン・ギンズの思想をかたちにした世界初の集合住宅で、私たちも企画段階から関わってきた「三鷹天命反転住宅」。この建物を歴史的建造物として次世代につなぐため、修繕工事費用を募った約3カ月にわたるクラウドファンディング(CF)は、当初の目標金額1000万円を突破。832名の方々による支援総額は、全体補修金額の約1/4に当たる13,958,936円に上りました。
3つの棟をつなぐ外構部分の耐火塗料の塗り直しなど、すぐに修繕が必要な箇所から着手される工事の様子は、今後、SNSなどに上げていくそうです。
また、今年3月には、荒川修作とマドリン・ギンズについての国際会議が京都芸術大学で開催されます。建築という環境が人間の身体に与える変化に言及し続けたふたりの思想をめぐる会議は、コロナ以降の世界を生きる手掛かりを探るものになることでしょう。
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