医療法人相生会 福岡みらい病院

福岡県福岡市

医療法人相生会 福岡みらい病院

アジアを見据えたリハビリテーションの一大拠点

「日本一のリハビリテーション病院をめざす」を最終目標に掲げた新しい病院づくりがスタートした。福岡市内で地域医療に貢献してきた「新吉塚病院」の老朽化に伴う移転新築を機に病院名を改称し、高度・多機能型リハビリ機能の強化を図る計画である。計画地は、博多港北部和白沖の人工島内の一角。「ふくおか健康都市未来都市構想」に基づいて整備が進んでおり、福岡市立こども病院などの健康・医療・福祉関連施設と連携し、アジアを含めたメディカル・コア機能強化への貢献が期待されている。 建物全体がリハビリの場所/建築計画としては、「高度リハビリの提供」という病院方針を実現できるよう、患者のリハビリ意欲の啓発を目的とした「見る」「見られる」の関係づくりを盛り込んだ。ひだまりのアトリウムや2層連続したリハビリセンターなど、全体コンセプトとして展開し、知的好奇心・自己治癒力を高める仕掛けづくりを行った。また患者の多様な居場所の選択肢は、心身ともに最適なリハビリとなり、スムーズな社会復帰につながることを考慮し、空間構成に結び付けている。

建築主
医療法人 相生会
所在地
福岡県福岡市
撮影
写真通信 八幡輝幸

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第50回 SDA賞 入選

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