研究開発拠点として創業者の掲げる「創意工夫」の理念を継承し、アイデアや笑顔の重なり・広がりを想起させるやさしいフォルムとした。 既成概念に捉われず自由な発想を生み出すことをめざし、オープンキッチンを持つラウンジを中心に据えたオフィスフロアや、トラックレーンが回遊するラボフロアなど、単に快適で機能的なだけでなく、社員の日常の偶発的な出会いや何気ない会話などの創出の仕掛けをつくった。さらに、オフィス“SORA”と呼ばれるガーデンがワークプレイスの一部となるなど、屋内外を通した創造的オフィス環境を創出した。