自然との共生、人々による発展と共同
中国遼寧省瀋陽市郊外の白沙島の約58,000㎡を計画地とし、中国発展の最新モデルとして開発されるエリアの中核をなす4つの複合施設を建設するプロジェクトである。
2021年の設計コンペ「遼寧省瀋撫改革創新示範区白沙島フォーラム永久会址複合建築設計競技」で第1位に特定された。
白沙島は、緑と水が豊かな湿地帯で多くの渡り鳥や野鳥が訪れ、冬の積雪が美しい地域。最新の経済発展モデルとして、構造改革・起業・イノベーションを推進する瀋撫改革創新示範区の広大な計画が進んでいる。本プロジェクトでは、国際会議場棟、展示・宴会棟、ホテル棟、高級マンション4棟で、延べ面積:約120,000㎡におよぶ大型複合施設の設計を担う。
基本コンセプトに「白雪・白鷺・白沙島という瀋陽に広がる自然との共生」、「創意・創新・創未来といった人々による発展と共同」を掲げた。
都市のオープンスペースと自然環境を有機的に組み合わせたランドスケープを提案し、特性の異なる建物を自然と調和する形で合理的に配置することで、豊かな自然に囲まれた白沙島の施設を活用する人々が快適に過ごすことができる計画とする。
- カテゴリー
- 文化
- 宿泊
- 集合住宅・市街地再開発
- ソリューション
- 国際プロジェクト
- シェア
- 建築主
- 瀋撫改革創新示範区、遼寧白沙島実業発展有限公司
- 所在地
- 中国 遼寧省瀋撫改革創新示範区
- 階数
- 会議場:地上4階、展示・宴会場:地上3階、ホテル:地上10階、高級集合住宅:地上16階
- 延べ面積
- 約120,000m²
- 竣工
- 2024年予定
- 主要用途
- 会議場、展示・宴会場、ホテル、高級集合住宅
- 備考
- 基本計画・基本設計・実施設計:安井建築設計事務所、中衡設計集団股份有限公司