2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)小催事場

大阪府大阪市

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)小催事場

古代から国際交流のゲートであり続けたこの場所の海や大地との関係をセレブレートする、生命のような建築である。複数の帯状のスラブが織りなす屋外の広がりと、屋内の催事の場が入り混じる、生き生きとした環境を目指した。敷地に対して斜めにかしいだ帯の方向は、関西を斜めに貫く地形のしわと同期し、淀川水系へと抜ける定常風の方向とも概ね一致している。このようにしてジオグラフィックな生命体としての地球と結びつけられた建築は、風や水、光のエネルギーをまとった、未来の記憶となるだろう。

建築主
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
所在地
大阪府大阪市
備考
基本設計:安井建築設計事務所+平田晃久建築設計事務所JV
実施設計:鴻池・安井・平田晃久グループ
撮影
提供:2025年日本国際博覧会協会

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