さまざまな”日本初”を試みた大型商業施設
ほぼ正方形に近い敷地形状の特異さ、周辺地域状況への配慮とショップフロント延長の最大化、モールへのアクセスの至便化を両立させる解決策として本邦初となる中央部に駐車場を内包するサーキットモールを計画した。また中央駐車場の屋上部分には大規模な庭園-スカイガーデン-を配置した。
このスカイガーデンと大規模な壁面緑化などにより新しい西宮北口のまちづくりの顔となる、十分な自然を感じられる上質な空間づくりを目指し、都市型大規模ショッピングセンターの先駆けとなるべく設計をまとめた。
また、外装デザインはRC壁ならではの表情を持ったデザインとすると同時に、圧倒的なスケール感を少しでも緩和するために、巨大な建物をブロックごとに分け、それぞれのエリアによって異なる個性的な表現をとっている。
- カテゴリー
- 商業
- 賞
- 平成21年 照明普及賞
- 第5回 西宮市都市景観賞 まちなみ建築賞
- 第43回 SDA賞 入選
- 2010生物多様性保全につながる企業のみどり100選
- シェア
- 建築主
- 阪急電鉄株式会社
- 所在地
- 兵庫県西宮市
- 構造
- SRC、RC、S造
- 階数
- 地上7階 地下1階
- 延べ面積
- 247,369m²
- 竣工
- 2008年11月
- 主要用途
- 商業
- 備考
- 基本設計・実施設計監修・監理監修:安井建築設計事務所 実施設計・監理:竹中工務店
- 撮影
- 竹中工務店