神戸医療産業都市として開発が進む人工島(ポートアイランド2期)の新交通システムの駅前が計画地である。製薬企業や創薬ベンチャー企業が基礎研究から、医薬品等の研究開発に対応できるレンタルラボの新築計画であり、必要な機能性をじゅうぶん確保したCPC(細胞培養センター)対応ウェットラボや一般ウェットラボを整備している。駅と直結するペデストリアンデッキレベルの2階を主玄関としながら、1階レベルとともに建物内外に交流スペースを設けている。時間とともに様々な表情の陰影をうむ外部設備スペースのアルミ目隠しスキン材は、まちの景観をリードする新たなランドマークとなることを意図している。