平成29年1月に150年を迎える神戸港の開港を記念する総合福利厚生施設は施設名称の「神戸ポートオアシス」は市民からの公募により決定した。 周辺の歴史的建築である神戸税関やデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)、新港貿易会館と調和した外観デザインと、まちと港を繋ぐ立地条件を生かした内外と一体となった3層吹き抜けのイベント広場(セイルコート)を計画。隣接する神戸三宮フェリーターミナルやKIITOとともに、港町神戸の玄関口として新たな賑わいを創出する施設となる。 1階には地域に開放された食堂とコンビニを設け、2・3階は音楽イベントも開催可能な400人収容の多目的スペース、4、5階は会議室と事務室を配置し、この地区のデザインをリードし、市民に長く愛される建築を目指している。