「自由・自主・自治・自立・自律」のカルチャーのもと、企画や対話を通じて自ら社会とのつながりを作り成長する設計者を育成し、その活躍の場を提供することを目指した自社オフィス。 1階のまちとつながるスペースは路地側を大きく開放し、地域のための土間的な空間とした。ここでの活動や雰囲気は、各階の吹き抜け階段とフロアの回遊動線によって2階、3階の執務エリアまでひとつながりになる。 1966年に竣工した建築をリノベーションし利用し続けることによるエンボディ―ド・カーボンの削減や、ZEB Orientedの取得に加えて、デジタル技術と絡めた設備システムの稼働、そしてバイオフィリックを取り入れたウェルビーイングなデザインによる生産性の向上など、これからのオフィス、働く場の姿を、社会に提案している。 周囲とのつながりを通じ、そしてまちの回遊性を取り込みながら、このオフィスから生まれる変化の連鎖が、地域社会のカルチャーを深め、社会の変容に寄与することを目指してゆく。
カテゴリ
アプローチ
関連タグ
賞
屋内緑化コンクール2024 屋内緑化推進協議会会長賞