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エールエールA 館・福屋広島駅前店(広島駅南口市街地再開発事業)

広島県広島市

エールエールA 館・福屋広島駅前店(広島駅南口市街地再開発事業)

敷地はJR広島駅と、河岸公園をもつ猿猴川に面した、市の玄関口に位置している。建物は地下2階、地上12階建て、平面は100m×50m、高さ60mという大きなボリュームをもち、商業ビルの特性として、開口部の少ない巨大な壁面ができることになる。このため、壁面にはR付の特殊なタイルを使って彫りの深い表情をもたせるとともに、壁面に大きなウエーブを付けている。また、色調を明るいベージュにすることで、街を歩く人々や、ショッピング客に対して圧迫感の少ない親しみやすい外観となるよう工夫した。1、2階はできる限り階開口部を設けて、ショーウインドーとして活用し、外壁に濃いベージュ色の花崗岩を用いることで品格のある賑わいをもたせて、商業ビルとしての華やかさを演出している。夜間の照明計画として、外壁と屋上パーゴラへの照明と、パラペットのネオンで建物全体を浮かびあがらせ、さらに東面の両サイドにあるガラスシリンダーのなかに色の変化と動きを組み合わせた演出照明を採用し、ステーションフロントにふさわしい夜の賑わいをかもしだすよう意図している。 ビルへの主要な出入口は、駅からの既設の地下道を延伸して新しくつくられる地下広場からとなる。このため地下2階がメインフロアとなり、買い物客にとっては14階建ての商業ビルとなるため、来店客をどのようにして上層階に導くかが計画上のポイントとなる。このため、建物中央部にエスカレータを取り込んだ吹抜をつくり、1〜5階、6〜9階に分けて各々特色のある吹抜空間とし、これを客の回遊動線の軸として店舗展開を図った。また、6階を第二のグランドフロアと位置づけ、開口部を設けて外光を取り入れた、買い物客が安心して落ち着けるフロアとしている。

建築主
広島駅南口市街地再開発組合
所在地
広島県広島市
撮影
ウエドイカメラ、ナトリ光房

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