2026/04/29
No. 1014
ミラノを訪ねるのは久しぶりである。国際線の主役・マルペンサ空港に着き、昼過ぎに有名な大聖堂の前の広場に行ったら、その日はここがミラノ・マラソンの華やかなゴールだった。街は平坦だが、歴史ある街路を小刻みに鋭角に曲がるコースなので、京都マラソンと同様、面白そうだが疲れるコースと想像できる(京都のゴールが同じく宗教施設である平安神宮なのは、兄貴分のミラノがモデルではないか)。なお、当日はフルマラソンだけでなく、リレーなどいろいろな種目に3万人が登録している。今年はオリンピック・パラリンピックがあり、サッカーの街でもあるミラノは、スポーツ都市としても集客力がありそうだ。
さて今回の滞在中に、ミラノ・ロータリークラブの例会を訪問した。このクラブは100年の歴史を持ち、医師や弁護士、企業トップ、建築家などが多く所属する。メンバーの平均年齢層も高く、フォーマルな空気を含めて、同じ歴史を持つ大阪ロータリークラブと似ている。印象深いことの一つは、会の冒頭に、国際組織であるロータリーに敬意を払い、国家とEUに併せて敬意を払っていたところである。それは欧州の基本的なかたちと言えるだろうか。
ちなみに、ミラノは大阪の姉妹都市である。両都市はビジネス・学術・デザインなど、縁に広がりがあることは認識していたが、大阪で最新の先端の医療技術を学んだという人にも会った。ちなみに、2015年のミラノ万博では日本館が人気を集めている。それ以降も、ミラノの人は日本の伝統文化や現代の動きへの関心が深い。ちょうどその逆のかたちで、2025年の大阪・関西万博ではイタリア館が大人気だった。このような相互の縁は大事にするとよいのではないか。
こんな美しいゴールはなかなかない