光と影、多彩な素材で和のデザインを表現
プロジェクトテーマに「Warm Contemporary Japanese」を掲げ、温かみのある日本のデザインを様々な素材や光と影で表現することをデザインテーマとした。 ホテルを全館休業し、共用部の全面と客室、外装、耐震改修を行っている。 1、2階共用部は和のテイストを様々な素材を用いて表現。ランダムに配置したルーバーで竹林をイメージさせた。エントランスと庇は木調のアルミルーバーを連続させ、外部と内部を一体的に連続させた。床は外部と連続したランダムな石を敷きつめ、町家の石畳の趣を表現した。 客室廊下は各階のテーマに合わせた壁紙を用い、EVホールには京都の雰囲気を演出する京唐紙を採用した。客室は京都散策から戻ったあとの余韻を楽しめるよう、京都の風情を想起させる色とモチーフをデザインに用いた。 外装は燻銀色のアルミルーバーを格子に組んだものを全面に配して伝統的な京都を表現、更にライトアップにより京都の街並みを演出している。
- カテゴリー
- 宿泊
- リニューアル・リノベーション
- ソリューション
- 価値を次世代に引き継ぐ
- 安心・安全な建物を提供
- シェア
- 建築主
- Florentia特定目的会社
- 所在地
- 京都府京都市
- 構造
- SRC造
- 階数
- 地上14階 地下2階
- 延べ面積
- 43,033m²
- 竣工
- 2016年9月
- 主要用途
- ホテル
- 撮影
- 黒住直臣