開業から約40年を迎えた山麓を走る神戸市営地下鉄西神中央駅の内装を、地域産材の活用により刷新する計画である。 トップライトからの光が印象的な既存駅舎の特徴を活かし、山風に揺れる木々が木漏れ日によるリズムを奏でる情景をモチーフに、兵庫県産ヒノキ集成材による5列の「ウェーブルーバー」を設けた。各列は異なる始点角度と周期で構成され、角度変化によって生じる隙間からの光と陰影が、木漏れ日のゆらぎが奏でるやわらかな表情を生み出している。さらに掲示板やベンチにも県産材・市産材を用い、利用者が木の温もりを感じながら過ごせる居場所を創出した。