日本橋野村ビル

東京都中央区
日本橋野村ビル

歴史と景観の継承

日本橋野村ビル<野村證券本社>旧館は、当社創業者の安井武雄が設計し、1930 年竣工から84 年経った今も東京日本橋のアイストップとして人々に愛されている。
2005 年に「建築物の耐震改修の促進に関する法律」に基づいて耐震性能を検証した結果、所定の性能を満足していないことが判明し、耐震改修に着手した。「外観を変えない」「内部機能に大きな支障を与えない」「建物を使用しながらの補強工事」を重要条件に検討した結果、隣接する新館が1959 年竣工、耐震性能の高いSRC 造であったことから各階で繋ぐ一体構造として耐震補強する案を採用。これにより壁配置のバランスがよくなり、旧館の補強量も最小限にとどめた。1 階内部は、梁のハンチと柱が一体的に描く美しいアーチ状のデザインを残すよう、3 カ所に厚さ300mm の補強壁を慎重に設置した。

カテゴリー
オフィス
ソリューション
価値を次世代に引き継ぐ
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作品概要

建築主
野村殖産株式会社
所在地
東京都中央区
構造
SRC造
階数
地上7階 地下2階
延べ面積
7,882m²
竣工
新築:1930年 改修:2006年10月
主要用途
事務所
撮影
淺川敏
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