”自然を取り込む”と”環境配慮”をかたちにする
中庭を囲むコリドールがコミュニケーションの活性化を促し、会議室の中庭に面したサッシュはフルオープンで屋外テラスデッキと一体利用もできる。-緊張の続くコールセンター業務の合間に、憩いと潤いを感じられる職場環境、自然と人がつながる「ON とOFF のある風景」を創出した。
「立地環境の有効活用」の観点から自然採光を重点ポイントに位置づけ、各所に設けたトップライトや大きな窓から自然光を効率的に取り込んだ。建物配置や方位・季節ごとの太陽高度などを検証し、採光に有効な形状を追求しパッシブデザインを具現化した。また、日差しを遮る壁面緑化ルーバー、高断熱外装材、建物内外の照明の約9割でLEDを採用するなど、建物にかかる熱負荷をコントロールし、照明消費エネルギーは従来の4割程度、空調消費エネルギーでは従来の7割程度に抑制できた。
- カテゴリー
- オフィス
- ソリューション
- 建築×デジタル
- 環境建築
- 賞
- 第18回長崎市都市景観賞
- 第25回 日経ニューオフィス賞 九州・沖縄ニューオフィス推進賞
- 平成23年 照明普及賞
- 第2回 インテリアプランニングアワード 入選
- 第6回 イソバンドデザインコンテスト 部門賞
- シェア
- 建築主
- 全日本空輸株式会社
- 所在地
- 長崎県長崎市
- 構造
- S造
- 階数
- 地上2階
- 延べ面積
- 5,435m²
- 竣工
- 2011年2月
- 主要用途
- オフィス
- 撮影
- 黒住直臣