⾼層アーバンキャンパスタイプの先駆けに
常翔学園100 周年記念事業の⼀環として、⾼層のアーバンキャンパスタイプの先駆けになることを主眼に計画、同規模の超⾼層建物では、フロア毎に全て異なる平⾯プランを持つ、他に類を⾒ない積層型タワーキャンパスである。設計JV で当社は構造を担当。
12 階から20 階に連続する北⾯の吹抜け⼤空間「コミュニケーションボイド」は、学⽣の憩いの場、学科や学年間の垣根を越えたコミュニケーションの場として各階をつないでいる。
そのファサード構成を、最上部のハットトラス構造で縦⽅向全⻑80mのカーテンウォールを上から吊ることでサッシ部材を細くし、透明感、街への開放感を⾼めた。
また、想定される⼤規模地震動に対しては、鉄⾻造と振動エネルギーを吸収する減衰機構を組み合わせた制振構造を採⽤し、超⾼層化における安全性を⾼めている。
- カテゴリー
- 教育
- ソリューション
- 安心・安全な建物を提供
- 賞
- 第11回おおさか優良緑化賞
- 平成29年度おおさか環境にやさしい建築賞
- 第9回 カーボンニュートラル賞 近畿支部奨励賞
- シェア
- 建築主
- 学校法人常翔学園
- 所在地
- 大阪府大阪市
- 構造
- S造一部SRC造
- 階数
- 地上21階 地下2階
- 延べ面積
- 31,289m²
- 竣工
- 2016年10月
- 主要用途
- 学校
- 備考
- 設計・監理:服部建築事務所・石本建築事務所・安井建築設計事務所JV
- 撮影
- エスエス 津田裕之