北陸新幹線の長野~金沢間の新幹線駅舎・糸魚川駅の新築工事。土木構築物である3層高架のRCラーメン構造体に対して、3階をプラットホーム、2階をコンコースおよび自由通路という構成で建築物を構築している。1階部分には糸魚川市の施設(当社設計)が設けられる予定である。駅舎の内外観については糸魚川市からの要望キーワードである“日本海、北アルプス、ヒスイ、糸魚川ジオパーク”をモチーフとしてデザインしている。地域産材料活用の観点から、糸魚川産の木材をコンコースの内装材の一部やホーム階の照明ボックスに採用。また、古代より糸魚川で産出され勾玉などに利用されたヒスイの原石の建材としての利用方法を検討し、一部の内装材に採用している。