あいち航空ミュージアム

愛知県西春日井郡

あいち航空ミュージアム

空とつながる、未来へはばたく

県営名古屋空港周辺は、日本初の国産ジェット旅客機であるMRJが生産されることもあり、航空機の開発・生産の場のみでなく、航空機をテーマとした学校教育・人材育成・産業観光の場を目指して整備が進められている。「あいち航空ミュージアム」はその中核施設として、周辺各施設との連携を行い、地域活性化を図ることを意図し計画された。 名古屋空港はMRJ及びYS-11が初飛行を行った場所であり、これらを空港エプロンから直接入庫して展示できるよう、エプロンに面して大扉を設け、メガフレームによる大スパンの展示スペースを確保した。 外観はシンプルなものとし、周囲と調和するよう格納庫を想起させるものとした。入口側は航空機の上昇感を感じさせる大庇のデザインにより魅力的な景観とするとともに、来場者がスムーズにアプローチできるように配慮した。 また、隣接する商業施設と渡り廊下で接続して航空メッセプラザを設けるなど、人の往来を容易にし、交流が行われやすい計画とした。

建築主
愛知県
所在地
愛知県西春日井郡
撮影
土面彰史

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第13回 愛知建築賞 奨励賞

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