新市民会館整備にあたって、隣接する既存建物のふれあいプラザなのはな館と一体的・複合的に活用でき、文化・芸術の向上、新たな文化創造、地域経済の向上に資する芸術文化拠点。新しい芸術文化拠点として、立地的な環境と経済的な条件を両立させ、市民会館の機能や規模を無駄のないシンプルでコンパクトな建物とした。 ― 出会い・交流・創造の拠点:なのはな館との連携・兼用を図り、市民の出会い、交流、文化創造を促すため、市民が気軽に訪れやすい空間構成。 ― 観やすく聴きやすいホール:1スロープ型のシンプルでスマートなホールにするとともに、遮音性能や音の反射に配慮した観やすく、聴きやすいホール空間(805席)。 ― 周辺への影響低減と調和:フライタワーを低くするなど、必要かつ最低限のボリュームとし、周辺への影響を少なく、なのはな館や自然豊かな環境に調和する建物ボリューム。