サントリーホール

東京都港区

サントリーホール

世界一美しい響きのコンサートホール

「世界一美しい響き」を目指して1986年10月に開館したサントリーホールは、「音楽は演奏家と聴衆が一体となって創り、共に喜び楽しむもの」という、指揮者・故ヘルベルト・フォン・カラヤンの助言により我国初のワインヤード型を採用し、クラシック音楽専用ホールとして確実に歴史を刻み価値を創生してきた。 これまでも、建築・設備設計者、音響設計者、運営・管理者と施工者による定期的な会議体により開館後30年以上にわたってホールを支え続けている。その活動は、維持・継承を超えて、その価値をスパイラル状に高め、常に成長に繋げる+Value Spiral / 価値を高める活動の循環/ であり、これらの施設運営を通じた長年にわたる音楽文化への貢献に対して、2019年に日本建築学会賞(業績)とBELCA賞を受賞している。 2020年にはCOVID-19感染防止策立案に際して、建築的視点から適切なアドバイスをおこなった。 また、当社で同ホールの設計を主導した佐野正一(1921-2014)の生誕 100 年という節目にあたり、2021年3月に『The Story of SUNTORY HALL~世界一美しい響きをめざして』を発刊した。

建築主
サントリー株式会社
所在地
東京都港区
備考
設計(建築・設備):安井建築設計事務所 設計(構造):入江・三宅設計事務所 設計(音響):永田音響設計
撮影
黒住直臣

2019年日本建築学会賞(業績)
第28回 BELCA賞
平成29年 照明普及賞
JIA 25年賞2012
第5回 日本照明賞

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