中部国際空港(セントレア)庁舎・管制塔

愛知県常滑市

中部国際空港(セントレア)庁舎・管制塔

地域のランドマーク・シンボルになった高層管制塔

中部国際空港は、2005年日本国際博覧会(愛・地球博)開催に合わせ、愛知県常滑沖の海上空港として開港。当空港の航空管制は、愛知、岐阜、三重など6県にまたがる広域管制を行っている。 空港庁舎は、機能性、安全性、保守性、業務の継続性を重視すると共に、高いセキュリティレベルを確保。管制塔には、塔状建築物の特性である「風ゆれ」を抑えるために、塔体頂部外壁に風を乱すフィンを設け建築デザイン要素とするとともに、最上階の管制室直下階には制振装置を設置し、管制官の執務環境向上を図っている。 旅客ターミナルビル等、水平的な要素が支配的な空港内で、高層管制塔を低層に抑えた庁舎に対比させ、垂直線を強調したデザインとすることで、地域のランドマーク性・シンボル性を持たせた。

建築主
国土交通省大阪航空局
所在地
愛知県常滑市

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