大阪国際中学校高等学校

大阪府守口市

大阪国際中学校高等学校

ふれて、感じて、考える学びの場

生徒が人の考えや文化・自然に「ふれる」機会に溢れた環境づくりにより、「感じて考えて、自分らしさにみがきをかける」学びの場を創り出した。 グラウンドを中心に、円弧上に校舎棟と特別教室棟、個性あるMANABI庭が散りばめられ、学びの連鎖を起こす配置計画としている。 特別教室棟は、教科に関係するMANABI庭と繋げることで、屋内外を使い体験、体感を交えた授業を可能とし、生徒の記憶に残る教育空間としている。 校舎棟は、4層をつなぐステップ形状の「コミュニケーションコモンズ」により全学年の教室を繋ぎ、年齢を超えた「教える」⇔「教わる」が相互作用する学びの場となっている。また、教室の扉を除く壁面は本棚を並べ、コモンズ全体を本に包まれた空間とすることで、生徒が日常から書物の知識にふれる場となっている。本棚の側には本の一節が書かれた言葉を壁に配しており、生徒は本を探索しながらコモンズを回遊し、人の教えや活動に出会える「知の交流拠点」となっている。

建築主
学校法人大阪国際学園
所在地
大阪府守口市
撮影
エスエス 津田裕之

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第56回SDA賞 入選
日本建築家協会優秀建築選2022
大阪ランドスケープ賞2023 奨励賞
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