金沢 美怜
設計部
工芸科学研究科造形科学域建築学専攻
人のポジティブな感情に応えたい
建築・設計という分野を志望した動機を教えてください
子どもの頃からものをつくることがとても好きでした。数学でも幾何が得意で、中学3年のときには建築に進みたいと思い、理系を選択しました。自分が通っていた学校のチャペルの空間が好きだったのですが、このチャペルはアメリカ人の建築家ヴォーリズの作品でした。身近によい建物があったことも、建築に興味を持つきっかけになったのかもしれません。
大学入学後、設計課題で自分の考えをかたちにしていくプロセス自体も楽しかったのですが、設計者になる意思を固めたのは、先生からある話を聞いたときでした。
「西洋では、医師と弁護士と建築家が三大職業に挙げられる。医師と弁護士は、人々が人生で困難なときに頼るのに対し、建築家は『こんな建物をつくりたい』と目的や希望を持つ人々の、幸せでポジティブな感情に応える職業だ」
この話にすごく共感して、私も建築・設計の道を目指そうと思いました。
入社のきっかけは?
大学で建築を学ぶ過程で公共施設を設計したいと思い、組織設計事務所を志望しました。大阪出身の私は、関西に根差した歴史のある企業を希望していたので、幼稚園の頃から本当に大好きで、よく遊びに行っていた「キッズプラザ大阪」(現・カンテレ扇町スクエア)を設計したのが安井だったことを知り、縁を感じました。
就職活動時はコロナ禍の最中で、どの企業もオンライン面接でしたが、安井のみなさんはオンライン越しにも人の温かさが伝わってきて、他の企業よりも話しやすかったことを憶えています。
社内外、一体となってよい建築をつくっていく
入社当初はどんな仕事をしていましたか
公共施設に関わるグループに配属されました。どんな用途の建築がどのようにつくられるか、どのようなものが建築素材として使われるか。学生時代の勉強ではわからないことばかりだったので、先輩のもとで一から基礎を学びました。
納まりや仕上げをきちんとするために、どのように設計すればよいかを知ると、設計の段階で、竣工後のメンテナンスまで考えられるようになります。設計時に気をつけることを学んだことで、まちを見る目もだいぶ変わりました。
仕事のおもしろさ、やりがいはどんなときに感じますか?
自分の設計案を周囲に見せると、いろいろアドバイスをいただけます。それを参考に手直しをして、また見てもらって意見をいただく。こうしたやりとりの積み重ねを通じて、設計案がどんどんよくなっていくことが楽しいです。
最近はオフィスビルの仕事にも関わっているのですが、クライアントの方もオフィスビルのプロとしての視点で、いろいろアドバイスをしてくださいます。社内外で一体となって、よりよい建築をつくっていこうとするプロセスに、やりがいを感じます。
設計の仕事をする上で、大切だと思うことは?
建築には多くの人が関わります。いろいろな人の意見をよく聞き、取り入れながら、本当に求められているものを設計することがベストだと思うので、できるだけ視野を広く持つことを意識して、設計作業をしています。
週末はピラティス。身体を動かしてリフレッシュ
今後、どんな仕事をしてみたいですか?
老若男女、いろいろな人が集う居場所づくりをすることへの憧れがあるので、やはり公共施設の設計に携わりたいです。地域交流センターなどを設計する機会があれば、地域を問わず関わりたいですね。
休日はどのように過ごしていますか?
去年、一級建築士の資格を取るまでは、土日を勉強に充てていましたが、資格を取得後、ピラティスを始めました。座ってパソコンの画面を見ている時間が長くなると、身体が固まってしまうので、できるだけ身体を動かすことでリフレッシュしています。
入社希望者へのメッセージを
組織設計事務所は、いろいろな人と話しながら、よりよいものをつくっていくことが好きなタイプの人に向いていると思います。安井は誰とでもフラットにコミュニケーションをとることができる人にとって、心地よく働くことができる環境のある会社です。
2026.8
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